Svelte MCPとは

Svelte MCP(Model Context Protocol)は、Svelte チームが提供する公式の MCP サーバーです。Claude Desktop や Claude Code、GitHub Copilot などのAI ツールが常に最新の Svelte ドキュメントを参照し、正確なコードを生成できるようにします。

公式ドキュメント

Svelte MCP の公式ドキュメントは svelte.dev/docs/mcp で公開されています。 このセクションでは、日本語での解説とユースケースを中心に紹介します。

このセクションで学ぶこと

なぜ MCP が必要か

LLM(大規模言語モデル)を Svelte 開発に使う際、以下のような問題が頻繁に発生します。

  1. 学習データの古さ - LLM の学習データには Svelte 5 の情報が不足している
  2. バージョンの混同 - Svelte 4 の古いリアクティビティ構文と Svelte 5 の Runes を混同する
  3. 存在しない構文の生成 - ハルシネーションにより、存在しない構文や API を生成する
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MCP による解決

Svelte MCP は以下の方法でこれらの問題を解決します。

問題MCP の解決策
学習データが古いリアルタイムで最新ドキュメントを取得
バージョン混同静的解析でコードを検証し、問題を検出
存在しない構文自動修正提案(autofixer)で正しい構文を提示

アーキテクチャ概要

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Svelte MCP は3 つの主要機能を提供します。

1. ツール(Tools)

LLM が呼び出せる 4 つのツール

ツール機能
list-sections利用可能なドキュメントセクション一覧を取得
get-documentation指定セクションの完全なドキュメントを取得
svelte-autofixerコードを静的解析し、問題と修正提案を返す
playground-linkSvelte Playground へのリンクを生成

2. リソース(Resources)

ユーザーが明示的に含めることができるドキュメントリソース。特定の機能(例:トランジション)のドキュメントを事前にセッションに含めておくことで、LLM の応答精度を向上させます。

3. プロンプト(Prompts)

LLM への定型的な指示を提供。svelte-taskプロンプトを使うことで、MCP サーバーの効果的な使い方を LLM に指示できます。

2 つのバージョン

バージョン特徴推奨用途
Local 版 (@sveltejs/mcp)ローカルで実行、オフライン対応日常的な開発
Remote 版 (mcp.svelte.dev)サーバーレス、設定簡単試用、CI/CD

対応クライアント

Svelte MCP は以下の MCP クライアントに対応しています。

  • Claude Code - Anthropic 公式 CLI
  • Claude Desktop - Anthropic 公式デスクトップアプリ
  • Cursor - AI 搭載エディタ
  • VS Code - MCP サポート
  • Zed - Svelte MCP Server 拡張機能
  • Codex CLI - OpenAI
  • Gemini CLI - Google
  • GitHub Coding Agent - GitHub
  • OpenCode - オープンソースクライアント

推奨設定

MCP サーバーを最大限に活用するには、プロジェクトの AGENTS.md(または CLAUDE.mdGEMINI.md)に推奨プロンプトを追加することを推奨します。

自動設定

npx sv add mcp コマンドを使用すると、この設定が自動的に追加されます。

推奨プロンプトには以下の内容が含まれます。

  • 利用可能なツールの説明
  • 各ツールの適切な使用タイミング
  • svelte-autofixer の繰り返し呼び出しの指示

また、MCP クライアントが対応している場合は、svelte-task プロンプトを使用することで、LLM に MCP サーバーの効果的な使い方を指示できます。

次のステップ

準備ができたら、 セットアップ から始めましょう。使用している MCP クライアントに合わせた設定方法を詳しく解説しています。

Last update at: 2026/01/09 19:09:10