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normalizeJpText の仕様 ​

INFO

houki-abbreviations v0.7.1 の specs/current/normalize_jp_text/spec.md から自動生成しました(仕様 ID 13 件・2026-10-11)。手で編集しないでください。再生成は node scripts/generate-reference.mjs specs です。

全角の数字・英字・一部の記号を半角に揃える

使いどころ・引数・実測の呼び出し例は、関数のページにあります。

最後に仕様が変わったのは v0.7.0 の「関数ごとの全角・ダッシュ類・大文字の扱いを揃える(T3 正規化)」(2026-09-30 承認)です。それまでの経緯は承認の履歴にあります。

利用者と得られる結果 ​

この機能の利用者と、利用者が渡すもの・得られる結果を示します。

  • このパッケージを import するコード(houki-hub family の MCP サーバーなど)。法令・通達の本文や利用者の入力を渡して、全角と半角の書き分けを揃えた文字列を受け取る。DB に入れる文字列と検索に使う文字列の両方に同じ関数を通して照合する
  • このパッケージの中では、resolveAbbreviation(name, { normalize: true }) と searchByName / findSimilar の normalize がこの関数を使う

入力 ​

呼び出すときに渡す値です。

引数必須内容
input必須揃える文字列。法令名・条番号・検索語など何でもよい

戻り値 ​

呼び出しが返す値です。

string。次の表の変換をしたうえで、前後の空白を取り除いた文字列。

変換前変換後
全角数字 0〜9(U+FF10〜U+FF19)半角数字 0〜9
全角英大文字 A〜Z(U+FF21〜U+FF3A)半角英大文字 A〜Z
全角英小文字 a〜z(U+FF41〜U+FF5A)半角英小文字 a〜z
ダッシュ類: 全角ハイフン -(U+FF0D)、‐(U+2010 HYPHEN)、‑(U+2011 NON-BREAKING HYPHEN)、–(U+2013 EN DASH)、—(U+2014 EM DASH)、―(U+2015 HORIZONTAL BAR)、−(U+2212 MINUS SIGN)-(U+002D)
全角チルダ ~(U+FF5E FULLWIDTH TILDE)~(U+007E)
波ダッシュ 〜(U+301C WAVE DASH)~(U+007E)
全角スペース  (U+3000)半角スペース(U+0020)

ダッシュ類の範囲は normalizeLawNum と同じ。表に無い文字は変えない。変えない文字の例: 漢字、ひらがな、カタカナ、半角カナ(ア)、中黒 ・、漢数字、共 の 条 項 などの条番号の語、表以外の全角記号(/ ( ) # など)、罫線 ─(U+2500)、長音 ー(U+30FC)。

どの変換も 1 文字を 1 文字に置き換える。文字数が変わるのは前後の空白を取り除くときだけ。

扱わないこと ​

この機能が意図して扱わないことです。

  • 英大文字を小文字にすること、続いた空白を 1 つにまとめること(normalizeSearchQuery)
  • 漢数字を算用数字にすること(法令番号なら normalizeLawNum、漢数字だけの文字列なら kanjiToNumber)
  • 半角カナを全角カナにすること
  • 表に無い全角記号(/ ( ) など)を半角にすること(未決 2)

処理の流れ ​

図の中の番号は「できること」の仕様 ID の末尾 3 桁です。

仕様項目 ​

この機能の仕様項目を、仕様 ID ごとに並べています。見出しは仕様項目を 1 文で表したもので、条件・応答の細部・例は「詳細」を開くと読めます。仕様 ID はそれぞれ受入テストと対応していて、テストの無い ID があると各リポジトリの CI が止まります。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-001 全角数字を半角数字にする ​

詳細

0〜9 を 0〜9 にする。

例: normalizeJpText('183') は '183'。normalizeJpText('0123456789') は '0123456789'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-002 全角英字を半角英字にし、大文字小文字は変えない ​

詳細

A〜Z を A〜Z に、a〜z を a〜z にする。大文字を小文字にすることはしない(小文字にするのは normalizeSearchQuery)。

例: normalizeJpText('PL法') は 'PL法'、normalizeJpText('pl法') は 'pl法'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-003 全角ハイフンを半角ハイフンにする ​

詳細

-(U+FF0D)を - にする。

例: normalizeJpText('183-2') は '183-2'、normalizeJpText('第2-3条') は '第2-3条'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-004 全角チルダと波ダッシュを半角チルダにする ​

詳細

~(U+FF5E)と 〜(U+301C)のどちらも ~ にする。

例: normalizeJpText('183~193') も normalizeJpText('183〜193') も '183~193'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-005 全角スペースを半角スペースにする ​

詳細

 (U+3000)を 1 文字ずつ半角スペース 1 つにする。続いた空白を 1 つにまとめることはしない。

例: normalizeJpText('消 法') は '消 法'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-006 前後の空白を取り除く ​

詳細

変換のあと、先頭と末尾の空白を取り除く。途中の空白は残す。

例: normalizeJpText(' 消法 ') は '消法'。normalizeJpText(' PL法183-2 消 法 ') は 'PL法183-2 消 法'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-007 空文字には空文字を返す ​

詳細

input が空文字のときは '' を返す。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-008 表に無い文字は変えない ​

詳細

漢字・ひらがな・カタカナ・半角カナ・中黒 ・・条番号の語(共 の 条 項 号)は変えない。

例: normalizeJpText('1の3・1の4共-1') は '1の3・1の4共-1'。normalizeJpText('アイウエオ') は 'アイウエオ'。normalizeJpText('第1条第2項第3号') は '第1条第2項第3号'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-009 null と undefined には空文字を返す ​

詳細

input が null または undefined のときは '' を返す。

例: normalizeJpText(null) も normalizeJpText(undefined) も ''。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-010 表に無い全角記号は変えない ​

詳細

戻り値の表に無い全角記号(/ ( ) # _ ! など)は半角にしない。

例: normalizeJpText('/()#_!') は '/()#_!'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-011 前後のタブ・改行・ノーブレークスペースも取り除く ​

詳細

前後の空白として取り除くのは、半角スペース・全角スペースのほか、タブ・改行(\n \r)・ノーブレークスペース(U+00A0)も含む。途中にあるタブは残す。

例: normalizeJpText('\t消法\n') は '消法'、normalizeJpText('\r\n消法\r\n') は '消法'、normalizeJpText(' 消法 ') は '消法'、normalizeJpText('消\t法') は '消\t法'。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-012 全角ハイフン以外のダッシュ類も半角ハイフンにする ​

詳細

‐(U+2010)、‑(U+2011)、–(U+2013)、—(U+2014)、―(U+2015)、−(U+2212)を、-(U+FF0D)と同じく -(U+002D)にする。normalizeLawNum が - にする範囲と同じ。

例: normalizeJpText('183―2') は '183-2'。normalizeJpText('183‐2')、normalizeJpText('183‑2')、normalizeJpText('183–2')、normalizeJpText('183—2')、normalizeJpText('183−2') もどれも '183-2'。v0.6.1 では normalizeJpText('183―2') は '183―2' だった。

SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-013 罫線と長音は半角ハイフンにしない ​

詳細

罫線 ─(U+2500)と長音 ー(U+30FC)はダッシュ類として扱わず、変えない。normalizeLawNum(SPEC-ABBR-NORMALIZE-LAW-NUM-013)と同じ。

例: normalizeJpText('183─2') は '183─2'、normalizeJpText('データ') は 'データ'。

実装する人に向けた情報 ​

ここから下は、この機能を実装する人と、仕様の変更を追う人に向けた節です。使い方を知りたいだけなら、読まなくて構いません。

検討中のこと ​

仕様を書き起こしたときに見つかった項目のうち、扱いを Issue で検討しているものです。ここに挙げたことは、今後の版で変わることがあります。開くと、元の仕様書の記述をそのまま読めます。

仕様書の「未決」の節

初版起こしで見つけた、意図か不具合かを人が決める項目です。決まったら「できること」に ID を振るか、specs/changes/ の差分にします。

意図か不具合かの判断が要る項目は houki-abbreviations の Issue に移し、ここには題と Issue の番号だけを残します。今の振る舞いのままでよくテストが無いだけの項目は、受入テストを書いてから「できること」に ID を振ります。

  1. null / undefined を渡したとき。 → SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-009
  2. 表以外の全角記号を変えない。 → SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-010
  3. 全角ハイフン以外のダッシュ類を変えない。 → SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-012
  4. 取り除く「前後の空白」の範囲。 → SPEC-ABBR-NORMALIZE-JP-TEXT-011

承認の履歴 ​

この機能の仕様が、いつ、どの変更で承認されたかを新しい順に並べています。各リポジトリの npx spec-ids history normalize_jp_text と同じ内容です。変更の名前から、変更の理由と前後の振る舞いを書いた文書(GitHub)を開けます。

承認の履歴(4 件)
承認日版変更仕様 PR
2026-09-30v0.7.0関数ごとの全角・ダッシュ類・大文字の扱いを揃える(T3 正規化)#30
2026-09-27v0.6.1テストが無いだけの振る舞いに仕様 ID を振る#27
2026-09-27v0.6.1「未決」のうち判断が要る 52 件を Issue に移す#26
2026-09-27—初版#10

関連ページ ​

このページの元になった文書と、あわせて読むページです。

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