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nta_inspect_pdf_meta の仕様 ​

INFO

houki-nta-mcp v0.27.1 の specs/current/nta_inspect_pdf_meta/spec.md から自動生成しました(仕様 ID 20 件・2026-10-12)。手で編集しないでください。再生成は node scripts/generate-reference.mjs specs です。

文書の添付 PDF の一覧と読み方を返す

使いどころ・引数・実測の呼び出し例は、ツールのページにあります。

最後に仕様が変わったのは v0.27.0 の「nta_inspect_pdf_meta の仕様から、inputSchema が受け付けない docType "qa-jirei" の行と例を外す(#156)」(2026-10-09 承認)です。それまでの経緯は承認の履歴にあります。

利用者と得られる結果 ​

この機能の利用者と、利用者が渡すもの・得られる結果を示します。

  • MCP クライアント(Claude などの LLM、または CLI から呼ぶ人)。docType と docId を渡して、ローカル DB にあるその文書の添付 PDF の一覧(種別・読み方・URL)を受け取る。PDF の本文は受け取らない。save: true にすると PDF をサーバー側に保存した絶対パスも受け取り、pdf-reader-mcp などの PDF 読み取りツールにそのパスを渡す

入力 ​

呼び出すときに渡す値です。

引数必須内容
docType必須文書種別。kaisei(改正通達)/ jimu-unei(事務運営指針)/ bunshokaitou(文書回答事例)/ tax-answer(タックスアンサー)のどれか。質疑応答事例(qa-jirei)は PDF を持たないので選べない
docId必須文書 ID。nta_search_* の結果や nta_get_* の応答から得る。全角の数字・ダッシュ類は半角に揃えてから読む(020)
kind任意返す PDF の種別を 1 つに絞る。comparison(新旧対照表)/ attachment(別紙・別表)/ qa-pdf(Q&A)/ related(参考資料)/ notice(通知・連絡)/ unknown(判定できなかったもの)。省くと全件
save任意true のとき、返す PDF をサーバー側の保存先に取得し、saved[] に絶対パスを返す。既定は false

保存先は、環境変数 HOUKI_NTA_FILES_DIR があればその下、無ければ XDG_CACHE_HOME(無ければ ~/.cache)の下の houki-nta-mcp/files/。その中に <docType>/<docId>/<ファイル名> の形で置く。ファイル名は URL の最後のパス要素で、同じ文書の中で重なるときは前のパス要素を付けて区別する(SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-010・018)。

扱わないこと ​

この機能が意図して扱わないことです。

  • PDF の本文を読むこと・要約すること(読むのは pdf-reader-mcp などの PDF 読み取りツール。このツールは一覧・種別・読み方・保存だけ)
  • 質疑応答事例(qa-jirei)と基本通達の条項(nta_get_tsutatsu の対象)の PDF を扱うこと(docType に無い)
  • ローカル DB に無い文書を国税庁サイトから取ること(先に --bulk-download-<docType> か nta_get_* で DB に入れる)
  • 保存した PDF を更新すること・消すこと(同じパスにあれば常にそれを使う)
  • 50MB を超える PDF を保存すること
  • 種別や読み方を DB に書き戻すこと(応答のときに決めるだけ)

処理の流れ ​

呼び出しを受けてから応答を返すまでに、何をどの順で確かめるかを示します。図の中の番号は「できること」の仕様 ID の末尾 3 桁です。

仕様項目 ​

この機能の仕様項目を、仕様 ID ごとに並べています。見出しは仕様項目を 1 文で表したもので、条件・応答の細部・例は「詳細」を開くと読めます。仕様 ID はそれぞれ受入テストと対応していて、テストの無い ID があると各リポジトリの CI が止まります。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-001 ローカル DB に無い文書は取りに行かない ​

詳細

docType と docId の組がローカル DB に無いときは、エラー DOC_NOT_FOUND を返す。国税庁サイトには取りに行かない。error に「DB に未登録」である旨を書く。hint は DB の状態で決める。

  • DB のファイルが無い・版の記録が無い・版が合わない・開けないとき: SPEC-NTA-DB-SCHEMA-029 の表の文(<種別> と投入のフラグは docType で決める)。開こうとした DB のパスを含む。開けない DB では retryable: false と detail.cause も付ける(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-029。v0.25.x では SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006 の INTERNAL_ERROR だった)。開けない DB では next_actions に投入の案内を入れない
  • DB は使えるが、その文書が無いとき: `<フラグ>` で投入済みか確認してください。docId が正しいかも `nta_search_*` で検証可能。<フラグ> は docType の投入のフラグ(kaisei は --bulk-download-kaisei、jimu-unei は --bulk-download-jimu-unei、bunshokaitou は --bulk-download-bunshokaitou、tax-answer は --bulk-download-tax-answer)。フラグだけを書き、案内のコマンドの形(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-027)にはしない

例: 環境変数を付けずに起動し(ホームディレクトリが /Users/bonji)、~/.cache/houki-nta-mcp/cache.db が無いときに { docType: "kaisei", docId: "0026003-067" } を渡すと、hint は ローカル DB(~/.cache/houki-nta-mcp/cache.db)がありません。`npx -y @shuji-bonji/houki-nta-mcp@latest --bulk-download-kaisei` で改正通達を投入してください(v0.24.x ではファイルがあるかどうかによらず `--bulk-download-kaisei` で投入済みか確認してください。…)。版 12 の DB にタックスアンサー 6101 が無いときに { docType: "tax-answer", docId: "6101" } を渡すと、hint は `--bulk-download-tax-answer` で投入済みか確認してください。docId が正しいかも `nta_search_*` で検証可能。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-002 文書の添付 PDF の一覧を種別の順に返し、索引から消えた文書には印を付ける ​

詳細

文書がローカル DB にあるとき、応答は次のフィールドを持つ。

フィールド内容
docType / docId引数のとおり
title / sourceUrl文書の題名と、文書ページの URL
attachedPdfs添付 PDF の配列。要素は title・url・sizeKb(分かるときだけ)・kind・read_strategy・layout_note
index_status / orphaned_at / notice国税庁の索引から外れた文書(bulk download で外れたことを確認した日時が付いている文書)では、index_status: "removed_from_index"、orphaned_at(確認した日時)、notice(nta_get_jimu_unei の SPEC-NTA-GET-JIMU-UNEI-004 と同じ注記の文)。索引にある文書では、3 つとも null
legal_status文書種別に応じた法的位置付け(binds_citizens / binds_courts / binds_tax_office と注)

attachedPdfs は kind の順に並べる。順は comparison → attachment → qa-pdf → related → notice → unknown。同じ kind の中では DB に入っている順のまま。

索引の印の形は、取得ツール(nta_get_* の json。SPEC-NTA-GET-JIMU-UNEI-004 など)と同じにする。PDF の URL は文書ページから外れていても残っていることがあるので、PDF を読む前に、文書そのものが索引から外れていることを知らせるためである。

例: 「別紙1 計算明細書」(attachment)と「新旧対照表」(comparison)がこの順で入っている改正通達では、応答の attachedPdfs は comparison の「新旧対照表」が先、attachment の「別紙1 計算明細書」が後になる。この改正通達が索引にあれば index_status: null・orphaned_at: null・notice: null、2026-10-01T00:30:00Z に索引から外れたことを確認していれば index_status: "removed_from_index"・orphaned_at: "2026-10-01T00:30:00Z" と注記の notice(v0.22.0 ではどちらの場合もこの 3 つのキーが無かった)。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-003 種別の無い PDF は題名から種別を決める ​

詳細

DB に入っている PDF に kind が無い(v0.6.0 期に投入した文書)ときは、題名から kind を決めて応答に入れる。題名の語で決める。「新旧対照表」「新旧対応表」「対比表」は comparison、「Q&A」「質疑応答」「FAQ」は qa-pdf、「別紙」「別表」「様式」「付録」「添付資料」は attachment、「通知」「お知らせ」「連絡」は notice、「参考」「参考資料」「関連資料」は related。どれにも当たらなければ unknown。全角の英字・&・空白の違いは吸収する。DB の内容は書き換えない。

例: kind の無い「新旧対応表」は comparison として返る。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-004 改正通達の「別紙 N」だけの題名は comparison として返す ​

詳細

docType が kaisei で、題名が「別紙」と番号だけ(「別紙1」「別紙2」「別紙1(PDF/221KB)」「(別紙2)」「別紙1-2」)の attachment は、応答では kind を comparison にして返す。改正通達の本文が「別紙のとおり改める」と書く別紙は新旧対照表本体のことが多いためである。「別紙1 計算明細書」「別紙3 様式」のように別の語を含む題名は attachment のまま。kaisei 以外の docType では変えない。DB の kind は書き換えない。

例: 改正通達 0025004-026 の「【参考】…新旧対応表」「別紙1(PDF/221KB)」「別紙2(PDF/449KB)」「別紙3 様式」に kind: "comparison" で絞ると、前の 3 件が comparison として返り、「別紙3 様式」は attachment のまま返らない。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-005 各 PDF に読み方(read_strategy と layout_note)を付ける ​

詳細

attachedPdfs の各要素に、kind に応じた read_strategy と layout_note を付ける。どちらも PDF 読み取りツールの名前を含まない。

kindread_strategylayout_note の要点
comparisontables改正後と改正前を左右 2 列に並べた表。左が改正後・右が改正前のことが多いが見出し行で確かめる。「(同左)」「(省略)」「(新設)」「(削除)」と「【新設】」「【削除】」「【一部改正】」の 2 通りの印がある。表として取れないなら左右 2 列に分けて読む
attachmenttables別紙・別表・様式。表として取れるなら表で、取れなければ本文として読む。改正通達(kaisei)の別紙は新旧対照表本体のことが多い
qa-pdftext問と答が交互に並ぶ散文。本文として通して読む
relatedtext参考資料。本文として読む
noticetext通知・連絡。本文として読む。調査の結論には通常含めない
unknownsample先頭ページを読んで中身を確かめてから決める

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-006 kind で絞る ​

詳細

kind を渡したときは、その kind の PDF だけを attachedPdfs に入れる。SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-003 と 004 で決めた後の kind で絞る。next_actions と saved[] も絞った後の PDF だけを対象にする。

例: 「新旧対照表」と「別紙1 計算明細書」のある改正通達に kind: "comparison" を渡すと、attachedPdfs は「新旧対照表」の 1 件、next_actions は pdf-reader-mcp:read_url と read_pdf の 2 件になる。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-007 絞った結果が 0 件のときは空の一覧と、ある種別の注記を返す ​

詳細

kind で絞って該当が無いときは、エラーにせず attachedPdfs を空の配列で返す。next_actions は付けない。note に kind="<kind>" の PDF はありません。この文書にある種別: <この文書の PDF の kind の一覧> と書く(種別は SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-002 の順、, 区切り)。

例: comparison と attachment のある文書に kind: "qa-pdf" を渡すと、note は kind="qa-pdf" の PDF はありません。この文書にある種別: comparison, attachment になる。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-008 改正通達で comparison が無く attachment があるときは別紙を読むよう注記する ​

詳細

docType が kaisei、kind が comparison で該当が 0 件、かつその文書に attachment の PDF があるときは、SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-007 の note に続けて 改正通達(kaisei)の別紙は新旧対照表本体のことが多いので、kind="attachment" の別紙も読んでください と書く。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-009 next_actions に kind ごとの呼び出し例と汎用の 1 件を付ける ​

詳細

attachedPdfs が 1 件以上あるとき、next_actions を付ける。内容は次のとおり。

  • 応答に含まれる kind ごとに 1 件(同じ kind の中では先頭の PDF を使う)。順は SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-002 の kind の順
  • 最後に汎用の 1 件。action は read_pdf。example は先頭の PDF の url(保存済みならそれに path を加える)。pdf-reader-mcp が無い環境で、使っている PDF 読み取りツールに渡すためのもの
  • example は引数だけを持つ(mcp / tool は入れない)

保存していない PDF(save を渡さないか、保存に失敗した)の 1 件は、action が pdf-reader-mcp:read_url で、example は次のとおり。

read_strategyexample
tables(comparison){ url, split_columns: 2 }
tables(attachment){ url }
text{ url }
sample{ url, pages: "1" }

例: 「新旧対照表」と「別紙1 計算明細書」のある改正通達を save 無しで呼ぶと、next_actions の action は pdf-reader-mcp:read_url・pdf-reader-mcp:read_url・read_pdf の 3 件で、example は順に { url: "…/a.pdf", split_columns: 2 }・{ url: "…/b.pdf" }・{ url: "…/a.pdf" } になる。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-010 save: true で PDF を保存し、saved[] に絶対パスを返す。保存する PDF が 0 件でも saved: [] を返す ​

詳細

save: true のとき、attachedPdfs に入る各 PDF を国税庁サイトから取得して保存先に置き、saved[] を返す。saved[] の要素は attachedPdfs と同じ順で、url(attachedPdfs[].url と同じ値)・path(保存したファイルの絶対パス)・bytes(ファイルの大きさ)・cached(今回取得しなかったとき true)を持つ。保存先のパスは <保存先>/<docType>/<docId>/<ファイル名>。ファイル名は、その文書の添付 PDF の中で URL の最後のパス要素が他と重ならなければ最後のパス要素(拡張子が無ければ .pdf を付ける)、重なるときは SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-018 のとおり前のパス要素を付けたもの。

save: true で attachedPdfs が空のとき(文書に PDF が無い、kind で絞った結果が 0 件。SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-007)は、saved: [] を返す。save を渡さないときは saved を付けない(保存を求めていない応答に保存の結果の欄を置かないため。proposal.md の「人が判断すること」を参照)。

例: docType: "kaisei"、docId: "sample-003"、URL が https://…/a.pdf の PDF は <保存先>/kaisei/sample-003/a.pdf に置かれ、saved[] に { url: "https://…/a.pdf", path: "<そのパス>", bytes: <大きさ>, cached: false } が入る。comparison だけの文書に { kind: "qa-pdf", save: true } を渡すと attachedPdfs: []・saved: [](v0.22.0 では saved のキーが無かった)。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-011 保存に失敗した PDF は saved[] に error 付きで残す ​

詳細

取得の応答が 2xx でない PDF は、saved[] から落とさず path: null・bytes: null・cached: false・error(例: HTTP 404)で残す。他の PDF の保存は続ける。1 件でも失敗があれば note に <件数> 件の PDF を保存できませんでした(saved[].error を参照)。その PDF は URL のまま読んでください と書く。失敗した PDF の next_actions は保存していないときと同じ(pdf-reader-mcp:read_url)になる。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-012 保存した PDF の next_actions は file_path を渡す形にする ​

詳細

保存に成功した PDF の next_actions の 1 件は、example に url の代わりに { file_path: <saved[].path> } を持つ。action は read_strategy が tables なら pdf-reader-mcp:extract_tables、text なら pdf-reader-mcp:read_text。汎用の read_pdf の example は { url, path } になる。

例: comparison・related・unknown(取得に失敗)の 3 件を save: true で呼ぶと、next_actions の action は pdf-reader-mcp:extract_tables・pdf-reader-mcp:read_text・pdf-reader-mcp:read_url・read_pdf の 4 件になる。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-013 保存済みの PDF は取りに行かない ​

詳細

同じ保存先のパスに既にファイルがあるときは、国税庁サイトに取りに行かず、そのファイルの path と bytes を cached: true で返す。

例: 同じ文書を save: true で 2 回呼ぶと、2 回目の saved[] は cached: true になり、取得の回数は増えない。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-014 保存した unknown の PDF の next_actions は、先に中身を確かめる形にする ​

詳細

保存に成功した PDF のうち read_strategy が sample(kind が unknown)のものは、next_actions の 1 件の action を pdf-reader-mcp:summarize にし、example を { file_path: <saved[].path> } にする。SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-012 の tables / text と並ぶ 3 つ目の場合である。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-015 取得の応答が PDF でない、大きすぎる、取得できないときも saved[] に error 付きで残す ​

詳細

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-011 の HTTP の失敗のほかに、次の場合も PDF を保存せず、saved[] に path: null・bytes: null・cached: false・error で残す。note の件数(011)にも数える。

場合error
応答の Content-Type が application/pdf でなく、本文の先頭も %PDF- でないPDF ではありません(Content-Type: <値>)。Content-Type が無ければ 不明
本文が 50MB(52,428,800 バイト)を超える<バイト数> バイトあり、上限 52428800 バイトを超えています
30 秒で応答が終わらない、またはネットワークの例外例外の文

Content-Type が application/pdf でなくても、本文の先頭が %PDF- なら保存する。

例: Content-Type: text/html の応答は error: "PDF ではありません(Content-Type: text/html)"、Content-Type: application/octet-stream で本文が %PDF-1.4 で始まる応答は保存される。

詳細

応答の legal_status は docType で決まる。

docTypebinds_citizensbinds_courtsbinds_tax_officenote
kaiseifalsefalsetrue要点: 通達は行政内部文書で納税者・裁判所を直接は拘束しないが、税務署員は職務として守る(最高裁 昭和43.12.24)
jimu-uneifalsefalsetrue通達・事務運営指針は行政内部文書であり、納税者・裁判所には直接的拘束力なし。ただし税務署員は職務として守る義務あり(最高裁 昭和43.12.24)。nta_get_jimu_unei の json(SPEC-NTA-GET-JIMU-UNEI-005)と同じ値
bunshokaitoufalsefalsefalse要点: 個別事案への回答で一般的な法的拘束力はなく、実務判断は通達・法令本文に基づく必要がある
tax-answerfalsefalsefalse要点: 国税庁の参考解説資料で法的拘束力はなく、実務判断は通達・法令本文に基づく必要がある

例: { docType: "jimu-unei", docId: "shozei/090401" } の legal_status.note は 通達・事務運営指針は行政内部文書であり、 で始まる(v0.23.0 では kaisei と同じ 通達は行政内部文書。 で始まる文だった。houki-nta-mcp #131)。{ docType: "kaisei", … } の note は今までどおり。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-017 DB の添付 PDF の記録が読めない文書は、PDF が無い文書として返す ​

詳細

DB にある文書の添付 PDF の記録が JSON として読めないときは、エラーにせず、添付 PDF が無い文書と同じ応答を返す。attachedPdfs は [] で、next_actions は付かない。docType・docId・title・sourceUrl・legal_status は付く。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-018 同じ文書の中で最後のパス要素が同じ URL は、前のパス要素を付けて区別する ​

詳細

保存するファイル名は、その文書の添付 PDF 全体(kind で絞る前)の URL を並べて決める。URL の最後のパス要素が他の PDF と同じときは、その PDF どうしが区別できるようになるまで、直前のパス要素から順に _ でつないで前に付ける。他と重ならない PDF のファイル名は最後のパス要素のまま(SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-010)。同じ URL は、kind で絞っても絞らなくても同じファイル名になる。区別した PDF はそれぞれ取得して別のファイルに置き、saved[] の path はその PDF 自身のファイルを指す。

例: 添付 PDF の URL が https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shohi/kaisei/0026003-067/pdf/01.pdf と https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shohi/kaisei/0026003-068/pdf/01.pdf と https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shohi/kaisei/0026003-067/pdf/02.pdf の文書を save: true で呼ぶと、ファイル名は順に 0026003-067_pdf_01.pdf・0026003-068_pdf_01.pdf・02.pdf になる(pdf_01.pdf ではまだ重なるので、もう 1 つ前の要素を付ける)。3 件とも取得され、cached は false。kind で絞って 2 件目だけを保存する呼び出しでも、ファイル名は 0026003-068_pdf_01.pdf のまま。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-019 docId が空文字・空白だけのときはDBを引かずに INVALID_ARGUMENT を返す ​

詳細

空文字は inputSchema の minLength: 1 の検査(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-013)で止まり、INVALID_ARGUMENT(tool: "nta_inspect_pdf_meta"、detail.issues: [{ path: "docId", message: "空文字は指定できません" }])を返す。空白(半角スペース・全角スペース・タブ・改行)だけのときは、ツールの処理がDBを引く前に、SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-014 の形の INVALID_ARGUMENT(tool: "nta_inspect_pdf_meta"、error: "docId が空です"、detail.issues: [{ path: "docId", message: "空白だけは指定できません" }]、hint にnta_search_* の結果の docIdを渡すよう書く)を返す。

例: docId: "" は code: "INVALID_ARGUMENT"・detail.issues[0].message: "空文字は指定できません"。docId: " "(全角スペース)と docId: " \n" は code: "INVALID_ARGUMENT"・error: "docId が空です"。どれもDBは引かない。

SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-020 docId は半角に揃えてから形を確かめる ​

詳細

docId は、前後の空白を除いた値を houki-abbreviations の normalizeJpText の規則(全角英数字を半角に、ダッシュ類 - ‐ ‑ – — ― − を - に、全角チルダ ~ 〜 を ~ に、全角空白を半角空白にし、前後の空白を除く。罫線 ─ と長音 ー は変えない。大文字と小文字は区別する)で揃えてから DB を引く(SPEC-NTA-SEARCH-RULES-019)。このツールは docId の形を確かめない(DB に無い値は SPEC-NTA-INSPECT-PDF-META-001 の DOC_NOT_FOUND)。save: true の保存先のパス(<保存先>/<docType>/<docId>/)には DB の docId を使う。

例: { docType: "kaisei", docId: "0026003―067" } は { docType: "kaisei", docId: "0026003-067" } と同じ応答(v0.21.3 では全角のまま DB を引いて「DB に無い」だった)。

実装する人に向けた情報 ​

ここから下は、この機能を実装する人と、仕様の変更を追う人に向けた節です。使い方を知りたいだけなら、読まなくて構いません。

検討中のこと ​

仕様を書き起こしたときに見つかった項目のうち、扱いを Issue で検討しているものです。ここに挙げたことは、今後の版で変わることがあります。開くと、元の仕様書の記述をそのまま読めます。

仕様書の「未決」の節

初版起こしで見つけた、意図か不具合かを人が決める項目です。決まったら「できること」に ID を振るか、specs/changes/ の差分にします。

意図か不具合かの判断が要る項目は houki-nta-mcp の Issue に移し、ここには題と Issue の番号だけを残します。今の振る舞いのままでよくテストが無いだけの項目は、受入テストを書いてから「できること」に ID を振ります。

承認の履歴 ​

この機能の仕様が、いつ、どの変更で承認されたかを新しい順に並べています。各リポジトリの npx spec-ids history nta_inspect_pdf_meta と同じ内容です。変更の名前から、変更の理由と前後の振る舞いを書いた文書(GitHub)を開けます。

承認の履歴(14 件)
承認日版変更仕様 PR
2026-10-09v0.27.0nta_inspect_pdf_meta の仕様から、inputSchema が受け付けない docType "qa-jirei" の行と例を外す(#156)#157
2026-10-06v0.26.0ローカル DB を開けないときの読むだけのツールと書き戻すツールの応答、--bulk-download-tax-answer が索引を保存できないときの終わり方(nta #144・#145)#152
2026-10-05v0.25.0ローカル DB の場所を、応答・起動時のログ・--status で確かめられるようにし、保存したタックスアンサーの索引を読めないことをログに残す(nta #138・#137、T6)#142
2026-10-03v0.24.0国税庁サイトから取る経路(通信の失敗の code・タックスアンサーの URL と 8xxx 帯)と、事務運営指針の legal_status.note(段階 5)#134
2026-10-03v0.24.00.22.0 の取り込みで直し漏れた specs/current の文を、取り込んだ本文に合わせる(#123)#132
2026-10-03v0.23.0値の無いフィールドを null にし、検索の結果に発出日と法令時点を揃えて返す(T4 応答の形)#125
2026-10-01v0.22.0全角・半角・ダッシュ類の揃え方を houki-abbreviations 0.7.0 に一本化する(T3)#119
2026-10-01v0.22.0引数の検査を inputSchema に書き、丸めずに INVALID_ARGUMENT にする(T1)#117
2026-09-30v0.21.3DB に入れる値と保存するファイル名の扱いを直す(#73)#104
2026-09-27v0.21.1取得系ツールと nta_inspect_pdf_meta の応答の形に仕様 ID を振る#89
2026-09-27v0.21.1引数の検査と、国税庁のページの解析の失敗のエラーに仕様 ID を振る#84
2026-09-26v0.21.1「未決」のうち判断が要る 45 件を Issue に移す#74
2026-09-26v0.21.1全 14 ツールの spec.md に「処理の流れ」の節を足す#63
2026-09-26—初版#63

関連ページ ​

このページの元になった文書と、あわせて読むページです。

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