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common_errors の仕様 ​

INFO

houki-nta-mcp v0.27.1 の specs/current/common_errors/spec.md から自動生成しました(仕様 ID 19 件・2026-10-12)。手で編集しないでください。再生成は node scripts/generate-reference.mjs specs です。

全ツールに共通するエラー応答の形と引数の検査

最後に仕様が変わったのは v0.27.0 の「置き場所のフォルダーに入る権限が無いときを「開けない DB」にそろえる(nta #154)、ライブ取得に対応していない通達に実行できない投入のコマンドを案内しない(nta #155)」(2026-10-09 承認)です。それまでの経緯は承認の履歴にあります。

利用者と得られる結果 ​

この機能の利用者と、利用者が渡すもの・得られる結果を示します。

  • MCP クライアント(Claude などの LLM、または CLI から呼ぶ人)。tools/call でツール名と引数を渡し、エラーのときは isError: true と JSON の本文を受け取って、code で失敗の種類を見分け、hint と next_actions で次に何をするかを決める

対象 ​

この共通の規則が当てはまる範囲です。

この規則は、tools/call で呼べる次の 14 ツールすべてに当てはまる。どのツールも、tools/list の inputSchema と同じものを使って引数を検査してから、ツールの処理に進む。

ツール当てはまる場面
nta_search_tsutatsu引数の検査、エラー応答の形、処理中の想定外の例外
nta_get_tsutatsu同上
nta_search_qa同上
nta_get_qa同上
nta_search_tax_answer同上
nta_get_tax_answer同上
nta_search_kaisei_tsutatsu同上
nta_get_kaisei_tsutatsu同上
nta_search_jimu_unei同上
nta_get_jimu_unei同上
nta_search_bunshokaitou同上
nta_get_bunshokaitou同上
nta_inspect_pdf_meta同上
resolve_abbreviation同上
上の 14 個以外の名前存在しないツール名のエラー(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-002)

エラー応答のフィールド ​

エラーの本文は、次のフィールドを持つ JSON オブジェクトである。error と code は必ず付き、ほかは値があるときだけ付く。

フィールド内容
error1 文のエラーの説明(人も LLM も読む)
code失敗の種類を表す文字列(下の表)
hint次に何を確かめるかの案内
next_actions次に呼ぶツールや取る手段の候補の配列。要素は action(ツール名、または list_tools / retry_later / cli_bulk_download / delegate_to_mcp のような手段の名前)・reason(どんなときに有効か)・example(引数の例。任意)
retryabletrue なら、時間をおいて同じ呼び出しをやり直すと結果が変わりうる
detail調べるための詳細。status(HTTP ステータス)・url・cause(元の例外の文)・issues(引数の検査の問題の一覧。要素は path と message)
toolエラーが起きたツールの名前
url / resolved / available_clauses / searched_urls / available_doc_ids / supported_for_liveツール固有の補足。どのツールがどの場面で付けるかは各ツールの spec.md

エラーの code ​

どの場面でどの code を返すかは、存在しないツール名・引数の検査・処理中の想定外の例外を除いて、各ツールの spec.md に書く。

code失敗の種類
INVALID_ARGUMENT引数が inputSchema に合わない、または値の形がツールの受け付ける形でない(呼び出し側の誤り)
UNKNOWN_TOOL存在しないツール名を呼んだ(呼び出し側の誤り)
OUT_OF_SCOPEこのサーバーの管轄でない資料を求めた(別の MCP サーバーで取る)
ABBREVIATION_NOT_FOUND略称辞書に無い名前を指定した
TSUTATSU_NOT_FOUND求めた基本通達、または検索の対象になる基本通達が、ローカル DB に無く国税庁サイトから取る先も無い(nta_get_tsutatsu / nta_search_tsutatsu)。ローカル DB を開けないときも同じ(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-029)
ARTICLE_NOT_FOUND通達はあるが、求めた条項が無い
DOC_NOT_FOUND求めた文書(または検索の対象になる文書)がローカル DB に無い(質疑応答事例・タックスアンサー・改正通達・事務運営指針・文書回答事例)。ローカル DB を開けないときも同じ(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-029)。国税庁サイトから取るときに、そのページが無い(404・410・404 ページへの転送)ときも同じ。nta_get_tax_answer で国税庁の索引にその番号が無いときも同じ
SOURCE_API_ERROR国税庁サイトとの通信が失敗した(HTTP 5xx、404・410・429 以外の 4xx、SOURCE_UNAVAILABLE に当たらないネットワークの失敗)。ページが無い(404)ことは含まない(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018)
SOURCE_TIMEOUT国税庁サイトが 30 秒以内に応答しなかった(018)
SOURCE_RATE_LIMITED国税庁サイトが HTTP 429 を返した(018)
SOURCE_UNAVAILABLE国税庁サイトに接続できなかった(DNS の失敗・接続の拒否など。019)
INTERNAL_ERRORサーバー内部の失敗(ページの解析の失敗や、処理中の想定外の例外)。再試行しても結果は変わらない(retryable: false)。ローカル DB を開けないことは含まない(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006)

扱わないこと ​

この機能が意図して扱わないことです。

  • ツール固有のエラー(ARTICLE_NOT_FOUND・DOC_NOT_FOUND など)をどの場面で返すかを決めること(各ツールの spec.md に書く)
  • inputSchema で表せない値の検査(識別子の形、税目の値など)。これは各ツールの処理で行い、各ツールの spec.md に書く
  • エラーの本文を JSON 以外の形で返すこと(format に markdown を指定した呼び出しでも、エラーの本文は JSON)
  • retryable: true のエラーを自動でやり直すこと(やり直すかは呼び出し側が決める)
  • legal_status(応答に付ける資料の拘束力の注)。この文書の範囲に入れない

処理の流れ ​

tools/call を受けてから応答を返すまでに、何をどの順で確かめるかを示します。図の中の番号は「できること」の仕様 ID の末尾 3 桁です。

仕様項目 ​

この機能の仕様項目を、仕様 ID ごとに並べています。見出しは仕様項目を 1 文で表したもので、条件・応答の細部・例は「詳細」を開くと読めます。仕様 ID はそれぞれ受入テストと対応していて、テストの無い ID があると各リポジトリの CI が止まります。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-001 エラーは isError: true と JSON の本文で返し、成功には isError を付けない ​

詳細

ツールの処理がエラー(error と code を持つオブジェクト)を返したときは、tools/call の結果に isError: true を付け、content の先頭の text にそのエラーを JSON にした文字列を入れる。ツールの処理が付けた code や hint は、そのまま本文に入る。例: 処理が code: "TSUTATSU_NOT_FOUND"・hint: "テスト用" のエラーを返すと、結果は isError: true で、本文の code は TSUTATSU_NOT_FOUND、hint は テスト用 である。

ツールの処理が成功を返したときは、isError を付けない(例: resolve_abbreviation に abbr: "消基通" を渡すと、isError の無い結果で、本文は JSON の応答)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-002 存在しないツール名はエラー UNKNOWN_TOOL(retryable: false)で、error は日本語 ​

詳細

tools/call の name が 14 ツールのどれでもないときは、エラー UNKNOWN_TOOL を返す(isError: true)。

  • error は 存在しないツールです: <name>(ほかのエラーと同じく日本語の 1 文)
  • retryable は false(同じ名前で呼び直しても結果は変わらない)
  • hint に、呼べるツール名の一覧(nta_search_tsutatsu など)を書く
  • next_actions の先頭は action: "list_tools"(MCP の tools/list で呼べるツールを確かめる案内)

houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-002 と同じ文である。

例: name: "no_such_tool" を呼ぶと、code: "UNKNOWN_TOOL"、error: "存在しないツールです: no_such_tool"、retryable: false で、hint に nta_search_tsutatsu が含まれる(v0.22.0 では error が英語の Unknown tool: no_such_tool で、retryable が無かった)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003 inputSchema に合わない引数はエラー INVALID_ARGUMENT ​

詳細

引数の型が違う、必須の引数が無い、enum に無い値を渡した、数値が minimum / maximum の範囲の外にある、文字列が minLength に合わない、のどれかのときは、ツールの処理に進まずにエラー INVALID_ARGUMENT を返す(isError: true)。14 ツールすべてが、tools/list に出している inputSchema と同じものでこの検査を行う。

  • tool に、呼んだツールの名前を入れる
  • detail.issues に問題の一覧を入れる。要素は path(問題のある引数名。入れ子なら a.b の形。空文字にはならない)と message(日本語の 1 文。SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-011)。違反 1 件ごとに要素を分ける(010)

例: resolve_abbreviation に abbr: 123 を渡すと、code: "INVALID_ARGUMENT"・tool: "resolve_abbreviation" で、detail.issues[0].path は abbr。nta_search_tsutatsu に引数を 1 つも渡さない(必須の keyword が無い)とき、keyword: "軽減税率", type: "bogus" を渡したとき、keyword: "軽減税率", limit: 100 を渡したとき(SPEC-NTA-SEARCH-TSUTATSU-011)も、INVALID_ARGUMENT を返す。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-004 inputSchema に無い引数はエラー INVALID_ARGUMENT で、path にその引数名を入れる ​

詳細

inputSchema の properties に無い引数を渡したときは、エラー INVALID_ARGUMENT を返す(isError: true)。detail.issues の path に、その引数の名前を入れる。tool には呼んだツールの名前を入れる。

例: nta_search_tsutatsu に keyword: "軽減税率", domain: "tax" を渡すと、code: "INVALID_ARGUMENT"・tool: "nta_search_tsutatsu" で、detail.issues[0].path は domain。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-005 すべてのツールの inputSchema は、そこに無い引数を受け付けない ​

詳細

tools/list が返す 14 ツールの inputSchema には、どれも additionalProperties: false が付く。呼び出し側は tools/list を見て、どのツールでも inputSchema に無い引数は SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-004 のエラーになると分かる。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006 処理中の想定外の例外はエラー INTERNAL_ERROR(retryable: false)で返し、再試行を案内しない ​

詳細

ツールの処理の途中で想定外の例外が起きたときは、プロトコルのエラーにせず、tools/call の結果としてエラー INTERNAL_ERROR を返す(isError: true)。

  • retryable は false(不具合の可能性が高く、同じ呼び出しをやり直しても結果は変わらない。hint は バグの可能性があります。再現手順を添えて GitHub issue でご報告ください)
  • next_actions は付けない(再試行を案内する retry_later は、retryable: false と hint の報告の依頼に合わないので入れない)
  • detail.cause に、元の例外の文を入れる(例: 例外の文が boom なら detail.cause は boom)

houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-007・018 と同じ扱いである。

ローカル DB を開けない(SQLite でないファイル、フォルダー、パスの途中が普通のファイル、DB のファイルを読む権限が無い、置き場所のフォルダー(またはパスの途中のフォルダー)に入る権限が無い。SPEC-NTA-DB-SCHEMA-021 の開けない行)ことは、処理中の想定外の例外に当たらない。読むだけのツールは「DB に 1 件も無い」ときの code(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-029)、書き戻すツールは DB を使わずに国税庁サイトから取った結果(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-030)を返し、この ID の INTERNAL_ERROR にしない(v0.25.x では、14 ツールのうち DB を開く 13 ツールがこの ID の INTERNAL_ERROR を返していた)。

例: ツールの処理が new Error("boom") を投げると、code: "INTERNAL_ERROR"、retryable: false、detail.cause: "boom" で、next_actions は無い(v0.22.0 では retryable: true、next_actions: [{ action: "retry_later", … }] だった)。SQLite でない中身のファイルを HOUKI_NTA_DB_PATH で指して起動した MCP サーバーで nta_search_qa { keyword: "社内会議" } を呼ぶと、code は DOC_NOT_FOUND で、この ID の INTERNAL_ERROR ではない(v0.25.x では INTERNAL_ERROR、error は 内部エラーが発生しました: file is not a database)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-007 inputSchema の検査で返す INVALID_ARGUMENT には、inputSchema を確かめる案内を付ける ​

詳細

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003・004 のエラーは、14 ツールとも次の形で返す。

  • error は 引数が tools/list の inputSchema に合いません: で始まり、その後に detail.issues の各要素を <path>: <message> の形にして ; 区切りで続ける(path は空にならない。SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-010)
  • hint は tools/list の <ツール名> の inputSchema を確認してください (型・必須・enum・範囲・形式・未知の引数)
  • next_actions は { action: "list_tools", reason: "inputSchema で引数の型と必須項目を確認できます" } の 1 件

例: nta_search_jimu_unei に { keyword: "x", foo: 1 } を渡すと、error は 引数が tools/list の inputSchema に合いません: foo: inputSchema に無い引数です、hint は tools/list の nta_search_jimu_unei の inputSchema を確認してください (型・必須・enum・範囲・形式・未知の引数) になる。nta_get_jimu_unei に {} を渡すと、detail.issues は [{ path: "docId", message: "必須の引数です" }] で、error は 引数が tools/list の inputSchema に合いません: docId: 必須の引数です。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-008 inputSchema に合わない引数では、ツールの処理に進まない ​

詳細

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003・004 のエラーを返すときは、ツールの処理に進まない。ローカル DB を開かず、国税庁サイトに取りに行かず、略称辞書も引かない。例: nta_get_qa に { topic: "shohi", category: "01" }(必須の id が無い)を渡しても、国税庁サイトへの取得は起きない。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-009 国税庁のページの解析に失敗したときは INTERNAL_ERROR(retryable: false)で、ページの構造の変更を疑う案内を付ける ​

詳細

国税庁サイトから取ったページを読み取れなかったときは、エラー INTERNAL_ERROR を返す(isError: true)。当てはまるのは次の 3 ツールである。

ツール読み取れなかったページerror
nta_get_tsutatsu条項のある節のページ、または目次のページ(SPEC-NTA-GET-TSUTATSU-006・014)通達ページのパースに失敗: <理由>
nta_get_qa事例のページ(SPEC-NTA-GET-QA-005)質疑応答事例ページのパースに失敗: <理由>
nta_get_tax_answer記事のページ(SPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-005)タックスアンサーページのパースに失敗: <理由>
nta_get_tax_answerタックスアンサーの索引のページ(SPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-016)から記事の URL が 1 件も読み取れないタックスアンサーの索引のパースに失敗: <理由>
  • retryable は false(ページの構造が変わったか、パーサの不具合で、時間をおいても結果は変わらない。SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006 と同じ)
  • hint は パーサのバグまたは国税庁ページの構造変更の可能性。報告してください
  • url に、読み取れなかったページの URL を入れる
  • detail は { url: <同じ URL>, cause: <理由> }
  • 読み取れなかったページの内容は DB に書き戻さない

ページの取得そのものに失敗したとき(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 の SOURCE_*)と、処理中の想定外の例外(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006)は、この ID に当たらない。

例: nta_get_qa が取った事例のページから照会要旨を読み取れなかったとき、code: "INTERNAL_ERROR"、retryable: false、hint は上の文(v0.22.0 では retryable が無かった)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-010 detail.issues は違反 1 件ごとに要素を分け、path には引数名を入れる ​

詳細

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003・004 のエラーの detail.issues は、違反 1 件につき 1 要素である。path は、その違反のあった引数の名前で、空文字にならない。

  • 必須の引数が無いときも、path はその引数の名前である。必須の引数が 2 つ無ければ、要素も 2 つ
  • inputSchema に無い引数が 2 つ以上あるときも、1 つずつ別の要素にする(a, b のようにまとめない)
  • 型の違反と inputSchema に無い引数が同時にあるときは、両方の要素を返す

例: nta_search_tsutatsu に { keyword: 1, limit: "x" } を渡すと、detail.issues は [{ path: "keyword", message: "文字列で指定してください" }, { path: "limit", message: "整数で指定してください" }] の 2 要素(v0.21.3 では 1 要素にまとまっていた)。nta_get_qa に { topic: "shohi" } を渡すと [{ path: "category", message: "必須の引数です" }, { path: "id", message: "必須の引数です" }]。nta_search_tsutatsu に { keyword: "a", limit: "x", zz: 1 } を渡すと path が limit と zz の 2 要素。{ keyword: "a", zz: 1, yy: 2 } は path が zz と yy の 2 要素。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-011 detail.issues[].message は違反の種類ごとに決まった日本語の 1 文 ​

詳細

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003・004 のエラーの message は、次の表の文である。検査の部品が作る英文(data/limit must be number など)はそのまま返さない。houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-022 と同じ表である。

違反message
型が string でない文字列で指定してください
型が integer でない(小数を含む)整数で指定してください
型が number でない数値で指定してください
型が boolean でないtrue か false で指定してください
型が array でない配列で指定してください
型が object でないオブジェクトで指定してください
必須の引数が無い必須の引数です
enum に無い値<値1>・<値2>・… のどれかで指定してください(enum の値を ・ でつなぐ)
minimum を下回る<minimum> 以上で指定してください(例: 1 以上で指定してください)
maximum を上回る<maximum> 以下で指定してください(例: 50 以下で指定してください)
minLength: 1 に合わない(空文字)空文字は指定できません
inputSchema に無い引数inputSchema に無い引数です

例: nta_search_qa に { keyword: "軽減税率", limit: 2.5 } を渡すと message は 整数で指定してください。limit: 0 なら 1 以上で指定してください、limit: 51 なら 50 以下で指定してください。nta_get_qa に { topic: "bogus", category: "01", id: "01" } を渡すと shotoku・gensen・joto・sozoku・hyoka・hojin・shohi・inshi・hotei のどれかで指定してください。nta_search_tax_answer に { keyword: "" } を渡すと 空文字は指定できません。{ keyword: "医療費控除", hasPdf: "yes" } は true か false で指定してください。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-012 数値の引数は inputSchema に整数と範囲を書き、範囲の外は INVALID_ARGUMENT にして丸めない ​

詳細

数値の引数は、tools/list の inputSchema に type: "integer" と minimum / maximum を書く。0・負の数・小数・上限を超える値・数値でない値は、SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003 の検査で INVALID_ARGUMENT になり、ツールの処理に進まない。既定値に丸めたり、上限に切り詰めたり、切り捨てたりしない。

ツール引数minimummaximum省いたとき仕様 ID
nta_search_tsutatsu / nta_search_qa / nta_search_tax_answer / nta_search_kaisei_tsutatsu / nta_search_jimu_unei / nta_search_bunshokaitoulimit15010SPEC-NTA-SEARCH-TSUTATSU-011 / SPEC-NTA-SEARCH-QA-008 / SPEC-NTA-SEARCH-TAX-ANSWER-004 / SPEC-NTA-SEARCH-KAISEI-TSUTATSU-005 / SPEC-NTA-SEARCH-JIMU-UNEI-007 / SPEC-NTA-SEARCH-BUNSHOKAITOU-007

数値の引数はこの 6 つだけである。

例: tools/list の nta_search_qa の inputSchema は properties.limit が type: "integer"、minimum: 1、maximum: 50 を持つ。6 ツールとも同じ。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-013 必須の文字列の引数は inputSchema に minLength: 1 を書き、空文字は INVALID_ARGUMENT ​

詳細

必須の文字列の引数(検索 6 ツールの keyword、resolve_abbreviation の abbr、nta_get_tsutatsu の name、nta_get_kaisei_tsutatsu / nta_get_jimu_unei / nta_get_bunshokaitou / nta_inspect_pdf_meta の docId、nta_get_qa の category / id、nta_get_tax_answer の no)は、inputSchema に minLength: 1 を書く。空文字は SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-003 の検査で INVALID_ARGUMENT(message: "空文字は指定できません")になり、ツールの処理に進まない。enum を持つ必須の文字列(nta_get_qa の topic、nta_inspect_pdf_meta の docType)は enum で止まるので minLength は書かない。任意の文字列(nta_get_tsutatsu の clause、taxonomy)にも書かない。

例: nta_search_qa に keyword: "" を渡すと code: "INVALID_ARGUMENT"、tool: "nta_search_qa"、detail.issues は [{ path: "keyword", message: "空文字は指定できません" }] で、DB は引かない(v0.21.3 では results: [] と「該当なし」の hint だった)。resolve_abbreviation に abbr: "" を渡しても INVALID_ARGUMENT(v0.21.3 の resolved: null ではない)。nta_get_tax_answer に no: "" を渡しても INVALID_ARGUMENT。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-014 空白だけの必須の文字列は、ツールの処理で同じ形の INVALID_ARGUMENT にする ​

詳細

必須の文字列の引数が空白(半角スペース・全角スペース・タブ・改行)だけのときは、inputSchema では止まらないので、各ツールの処理が、ローカル DB・国税庁サイト・略称辞書のどれにも問い合わせる前に INVALID_ARGUMENT を返す。本文は次の形で、inputSchema の検査のエラーと同じ tool・detail.issues を持つ。

  • tool: 呼んだツールの名前
  • error: <引数名> が空です
  • detail.issues: [{ path: "<引数名>", message: "空白だけは指定できません" }]
  • hint: 各ツールが決める(その引数に何を渡すかの案内)
  • next_actions: 各ツールが決める(付けなくてもよい)

対象の引数は SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-013 と同じ。各ツールの仕様 ID は、nta_search_tsutatsu 002、nta_search_qa 009、nta_search_tax_answer 005、nta_search_kaisei_tsutatsu 006、nta_search_jimu_unei 008、nta_search_bunshokaitou 008、resolve_abbreviation 007、nta_get_tsutatsu 017、nta_get_kaisei_tsutatsu 009、nta_get_jimu_unei 009、nta_get_bunshokaitou 009、nta_inspect_pdf_meta 019、nta_get_qa 002、nta_get_tax_answer 001。houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-026 と同じ形である。

例: nta_search_qa に keyword: " " を渡すと code: "INVALID_ARGUMENT"、tool: "nta_search_qa"、error: "keyword が空です"、detail.issues は [{ path: "keyword", message: "空白だけは指定できません" }] で、DB は引かない。nta_get_bunshokaitou に docId: "\t" を渡しても同じ形(path: "docId")。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-015 識別子の形は各ツールの処理で確かめ、合わなければ同じ形の INVALID_ARGUMENT と正しい形の hint を返す ​

詳細

文書を指す識別子(nta_get_kaisei_tsutatsu / nta_get_jimu_unei / nta_get_bunshokaitou の docId、nta_get_qa の category / id、nta_get_tax_answer の no)は、inputSchema の pattern ではなく、各ツールの処理が、前後の空白を除いた値(全角を半角に揃える処理があればその後)を、そのツールの spec.md に書いた形と突き合わせて確かめる。合わないときは、ローカル DB と国税庁サイトを引く前に INVALID_ARGUMENT を返す。本文は次の形である。

  • tool: 呼んだツールの名前
  • error: <引数名> の形が受け付ける形ではありません: <渡した値>
  • detail.issues: [{ path: "<引数名>", message: "<正しい形の説明。各ツールの ID に書く>" }]
  • hint: 正しい形の例(各ツールの ID に書く)

DOC_NOT_FOUND / TSUTATSU_NOT_FOUND は、形は正しいが DB にその文書が無いときだけになる。形の検査を inputSchema に置かないのは、全角の値を半角に揃えてから確かめられるようにするためである(揃えるかどうかは差分 20261001-t3-normalize で決める)。各ツールの仕様 ID は、nta_get_kaisei_tsutatsu 010、nta_get_jimu_unei 010、nta_get_bunshokaitou 010、nta_get_qa 013、nta_get_tax_answer 001・012。

例: nta_get_bunshokaitou に docId: "250416" を渡すと code: "INVALID_ARGUMENT"、tool: "nta_get_bunshokaitou"、detail.issues[0].path: "docId" で、DB は引かない。nta_get_qa に topic: "shohi", category: "1a", id: "01" を渡すと detail.issues[0].path: "category"。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-016 SOURCE_* は国税庁サイトとの通信が失敗したときだけ返し、*_NOT_FOUND は問い合わせが成功して求めたものが無かったときだけ返す ​

詳細

SOURCE_API_ERROR / SOURCE_TIMEOUT / SOURCE_RATE_LIMITED / SOURCE_UNAVAILABLE は、国税庁サイトへの要求が SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 の表の「ページが無い」以外の行で終わったときだけ返す。DOC_NOT_FOUND / TSUTATSU_NOT_FOUND / ARTICLE_NOT_FOUND は、ローカル DB を引いて求めたものが無かったとき、国税庁の索引を引いて求めた番号が無かったとき(nta_get_tax_answer。SPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-013)、または国税庁サイトへの要求が「そのページは無い」という答え(HTTP 404・410、https://www.nta.go.jp/error/404.htm への転送)で終わったときに返す。ページが無いことは番号や docId の誤りなので retryable: false にし、next_actions には時間をおいて取り直す案内(retry_later)を入れず、正しい番号を探すツールを入れる。

「DB にその種別が 1 件も無い」と「DB にはあるがその docId が無い」は、どちらも DB を引いて 0 件なので同じ code(DOC_NOT_FOUND)で、見分けは error の文・available_doc_ids・next_actions(cli_bulk_download か検索ツールか)で付ける。

場面coderetryable仕様 ID
文書系 3 ツールで、DB にその種別が無い・その docId が無いDOC_NOT_FOUND付けないSPEC-NTA-GET-BUNSHOKAITOU-002・003、SPEC-NTA-GET-JIMU-UNEI-001・002、SPEC-NTA-GET-KAISEI-TSUTATSU-001・002
nta_get_qa / nta_get_tax_answer で、国税庁サイトにページが無いDOC_NOT_FOUNDfalseSPEC-NTA-GET-QA-014、SPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-013
nta_get_tax_answer で、国税庁の索引にその番号が無いDOC_NOT_FOUNDfalseSPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-013
nta_get_tsutatsu で、候補ページが無いARTICLE_NOT_FOUND付けないSPEC-NTA-GET-TSUTATSU-009・010
国税庁サイトとの通信の失敗SOURCE_*(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 の表)018 の表SPEC-NTA-GET-QA-015、SPEC-NTA-GET-TAX-ANSWER-014・017、SPEC-NTA-GET-TSUTATSU-009

houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-027 と同じ規則である。

例: nta_get_tax_answer に { no: "6999" } を渡し、DB に無く、国税庁の索引にも無いときは DOC_NOT_FOUND・retryable: false で、記事のページは取りに行かない。索引にある番号で、国税庁サイトが記事のページを 503 で返し続けたときは SOURCE_API_ERROR・retryable: true。nta_get_jimu_unei に DB に無い docId を渡したときは DOC_NOT_FOUND(v0.21.3 では TSUTATSU_NOT_FOUND だった)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-017 DB の取得時点を解釈できないときは INTERNAL_ERROR(retryable: false)にし、その種別の投入をやり直す案内を付ける ​

詳細

freshness を付けるツール(文書系の検索 5 ツールと nta_search_tsutatsu)が、document.fetched_at または section.fetched_at の値を日付(YYYY-MM-DD)または時差付きの時刻(YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sssZ / +09:00)として解釈できないとき(空文字、2026/05/08 のような別の書き方、2026-02-30 のような暦に無い日付)は、想定外の例外として止まらず、エラー INTERNAL_ERROR を返す。

  • retryable: false(時間をおいても DB の値は変わらない)
  • error: 取得時点を読めません: <fetched_at の値>
  • hint: ローカル DB の取得時点(fetched_at)が日付・時刻の形ではないため、鮮度を判定できません。`<コマンド>` で取り込みをやり直すと、取得時点が書き直されます。<コマンド> は、その種別の投入フラグ(--bulk-download-qa など。基本通達は --bulk-download-all)を付けた案内のコマンド(SPEC-NTA-DB-SCHEMA-027)
  • next_actions: { action: "cli_bulk_download", example: { command: "<コマンド>" } } の 1 件
  • detail.cause: 元の例外の文(houki-abbreviations の computeDaysSince が投げる RangeError の文)
  • tool: 呼んだツールの名前

取得 6 ツール(nta_get_*)は freshness を付けず、取得時点から経過日数を計算しないので、このエラーを返さない。取得ツールの fetchedAt は DB の値をそのまま返す。

取り込みが書く fetched_at は new Date().toISOString() の形(2026-10-01T00:30:00.000Z)なので、取り込みを通した DB ではこのエラーは起きない。houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-031 と同じ形である。

例: document.fetched_at を 2026/05/08 に書き換えた質疑応答事例だけがある DB で、環境変数を付けずに起動した MCP サーバーの nta_search_qa に { keyword: "軽減税率" } を渡すと、code: "INTERNAL_ERROR"、retryable: false、error に 2026/05/08 を含み、hint に `npx -y @shuji-bonji/houki-nta-mcp@latest --bulk-download-qa` を含み、next_actions[0].example.command は npx -y @shuji-bonji/houki-nta-mcp@latest --bulk-download-qa、results は返さない(v0.24.x のコマンドは houki-nta-mcp --bulk-download-qa。v0.22.0 の本文は対象に「取得 6 ツール」を含めていたが、0.22.0 の実装と受入テストは検索 6 ツールだけだった。houki-nta-mcp #71 の 2026-10-02 のコメント)。

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 国税庁サイトへの要求の終わり方で、取り直すか・どの code にするか・retryable を決める ​

詳細

国税庁サイトから 1 ページを取るツール(nta_get_qa・nta_get_tax_answer・nta_get_tsutatsu)は、要求が次の表のどれで終わったかで、取り直すか、どのエラーを返すかを決める。取り直すときは、1 回目の失敗から 1 秒・2 秒・4 秒あけて、合わせて 4 回まで要求する。1 回の要求で応答を待つのは 30 秒までで、それを過ぎたら打ち切る。

国税庁サイトへの要求の終わり方取り直しcoderetryablenext_actionsdetail
HTTP 404・410、https://www.nta.go.jp/error/404.htm への転送(ページが無い)しない各ツールの spec.md(DOC_NOT_FOUND。nta_get_tsutatsu は次の候補ページへ進む)false各ツールの spec.md(正しい番号を探す検索ツール)status(転送は 404)、url
HTTP 429しないSOURCE_RATE_LIMITEDtrueretry_laterstatus: 429、url
応答を待ちきれなかった(30 秒で打ち切った)するSOURCE_TIMEOUTtrueretry_laterurl
HTTP 5xxするSOURCE_API_ERRORtrueretry_laterstatus、url
HTTP 4xx(404・410・429 を除く。403・400 など)しないSOURCE_API_ERRORfalse付けないstatus、url
接続できない(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-019)するSOURCE_UNAVAILABLEtrueretry_latercause(ENOTFOUND などの code)、url
そのほかのネットワークの失敗(例外の cause.code が 019 の表に無いもの)するSOURCE_API_ERRORtrueretry_latercause(例外の文)、url
  • 4 つの SOURCE_* のエラーの error は 国税庁サイトからの取得に失敗: <失敗の説明>、tool は呼んだツールの名前
  • hint は code ごとに次の内容を書く。SOURCE_RATE_LIMITED: 国税庁サイトが要求の回数を制限していること、間隔をあけて呼び直すこと。SOURCE_TIMEOUT: 国税庁サイトが 30 秒以内に応答しなかったこと、時間をおいて呼び直すこと。SOURCE_UNAVAILABLE: 国税庁サイトに接続できなかったこと、ネットワークか DNS を確かめること。SOURCE_API_ERROR(5xx・そのほかのネットワークの失敗): 時間をおいて呼び直すこと。SOURCE_API_ERROR(4xx): 国税庁サイトがこの要求を受け付けなかったこと(HTTP <status>)、時間をおいても変わらない見込みで、続くときは報告してほしいこと
  • 429 を取り直さないのは、取り直すと国税庁サイトへの要求をさらに増やすためである。取り直すかどうかは呼び出し側(LLM)が retryable と next_actions で決める
  • 403・400 など(404・410・429 を除く 4xx)を retryable: false にするのは、取り直しても結果が変わりにくいためである。URL はこのサーバーが組み立て、識別子の形は国税庁サイトを引く前に確かめる(SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-015)ので、400 は引数の誤りではなく URL の組み立ての誤りか国税庁サイトの変更であり、403 はアクセスの拒否と考えられる

houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-027 と同じ code・retryable である。違いは 2 つで、houki-egov-mcp は 429 を取り直すが houki-nta-mcp は取り直さない(v0.21.x からの国税庁サイトへの取得の決まり)、houki-egov-mcp は e-Gov の応答本文の code で 4xx をさらに分ける(404004 を LAW_NOT_FOUND など。SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-033)が、国税庁サイトの 4xx の応答本文には分けられる値が無い。

例: nta_get_qa に { topic: "shohi", category: "02", id: "19" } を渡し、事例が DB に無いとき、国税庁サイトの応答が次のとおりなら、返す code は次のとおり(v0.23.0 では 404・410・転送以外はどれも SOURCE_API_ERROR・retryable: true・next_actions: [retry_later] だった)。

国税庁サイトcoderetryable
429SOURCE_RATE_LIMITEDtrue
30 秒を過ぎても応答しない(4 回とも)SOURCE_TIMEOUTtrue
503(4 回とも)SOURCE_API_ERRORtrue
403SOURCE_API_ERRORfalse
fetch failed、cause.code: "ENOTFOUND"(4 回とも)SOURCE_UNAVAILABLEtrue

SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-019 国税庁サイトに接続できないときは、例外の cause.code を見て SOURCE_UNAVAILABLE を返す ​

詳細

国税庁サイトへの要求で、HTTP の応答を受け取る前に接続の失敗で例外が起きたときは、例外の message だけでなく cause.code(Node の fetch が投げる TypeError: fetch failed の cause に入る、ENOTFOUND のような文字列)も見て、次の表の code のどれかなら SOURCE_UNAVAILABLE(retryable: true)を返す。detail.cause にその code を入れる。取り直しは SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 のとおり(合わせて 4 回)で、取り直しても接続できなかったときにこのエラーになる。

cause.code意味
ENOTFOUNDホスト名を解決できない
EAI_AGAINDNS が一時的に答えない
ECONNREFUSED接続を拒否された
ECONNRESET接続が途中で切れた
ETIMEDOUTTCP の接続が時間切れになった

表は houki-egov-mcp の SPEC-EGOV-COMMON-ERRORS-028 と同じである。cause.code がこの表に無いネットワークの失敗は、SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-018 の表の最後の行(SOURCE_API_ERROR、retryable: true)のままである。このサーバーが 30 秒で打ち切った要求は、この ID ではなく SOURCE_TIMEOUT になる。

例: fetch が TypeError("fetch failed") を投げ、その cause が { code: "ENOTFOUND", hostname: "www.nta.go.jp" } のとき、DB に無い記事を nta_get_tax_answer に { no: "6101" } で求めると、code: "SOURCE_UNAVAILABLE"、retryable: true、detail.cause: "ENOTFOUND"(v0.23.0 では SOURCE_API_ERROR、detail.status 無し)。

実装する人に向けた情報 ​

ここから下は、この機能を実装する人と、仕様の変更を追う人に向けた節です。使い方を知りたいだけなら、読まなくて構いません。

検討中のこと ​

仕様を書き起こしたときに見つかった項目のうち、扱いを Issue で検討しているものです。ここに挙げたことは、今後の版で変わることがあります。開くと、元の仕様書の記述をそのまま読めます。

仕様書の「未決」の節

初版起こしで見つけた、意図か不具合かを人が決める項目です。決まったら「できること」に ID を振るか、specs/changes/ の差分にします。

意図か不具合かの判断が要る項目は houki-nta-mcp の Issue に移し、ここには題と Issue の番号だけを残します。今の振る舞いのままでよくテストが無いだけの項目は、受入テストを書いてから「できること」に ID を振ります。

  1. arguments を省いた呼び出し。 空のオブジェクトを渡したものとして検査する(14 ツールとも必須の引数があるので INVALID_ARGUMENT になる)。テストが無い。ID を振るのは受入テストを書いてから。
  2. inputSchema に無い引数の detail.issues の message と、2 つ以上あるときの path。 → SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-010・SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-011
  3. UNKNOWN_TOOL の error の文面と tool。 → SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-002
  4. 処理中の想定外の例外で返す INTERNAL_ERROR の hint・next_actions・tool・error。 → SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006
  5. INTERNAL_ERROR の retryable がツールと場面で揃わない。 → SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-006・SPEC-NTA-COMMON-ERRORS-009
  6. 値の無いフィールドを付けない規則。 hint が空文字のとき、next_actions が空の配列のときは付けない。retryable は値を決めたエラーにだけ付き、付かないエラーを「再試行しても変わらない」と読んでよいかは決めていない。テストが無い。ID を振るのは受入テストを書いてから。

承認の履歴 ​

この機能の仕様が、いつ、どの変更で承認されたかを新しい順に並べています。各リポジトリの npx spec-ids history common_errors と同じ内容です。変更の名前から、変更の理由と前後の振る舞いを書いた文書(GitHub)を開けます。

承認の履歴(11 件)
承認日版変更仕様 PR
2026-10-09v0.27.0置き場所のフォルダーに入る権限が無いときを「開けない DB」にそろえる(nta #154)、ライブ取得に対応していない通達に実行できない投入のコマンドを案内しない(nta #155)#160
2026-10-06v0.26.0ローカル DB を開けないときの読むだけのツールと書き戻すツールの応答、--bulk-download-tax-answer が索引を保存できないときの終わり方(nta #144・#145)#152
2026-10-05v0.25.0ローカル DB の場所を、応答・起動時のログ・--status で確かめられるようにし、保存したタックスアンサーの索引を読めないことをログに残す(nta #138・#137、T6)#142
2026-10-03v0.24.0国税庁サイトから取る経路(通信の失敗の code・タックスアンサーの URL と 8xxx 帯)と、事務運営指針の legal_status.note(段階 5)#134
2026-10-03v0.24.00.22.0 の取り込みで直し漏れた specs/current の文を、取り込んだ本文に合わせる(#123)#132
2026-10-03v0.23.0hint・next_actions・説明文・CLI の使い方と実際の動きの食い違いを、行ごとに直す(T5 文書と実装の食い違い)#126
2026-10-03v0.23.0値の無いフィールドを null にし、検索の結果に発出日と法令時点を揃えて返す(T4 応答の形)#125
2026-10-01v0.22.0「見つからない」と「取得元の失敗」の code を分ける(T2)#118
2026-10-01v0.22.0引数の検査を inputSchema に書き、丸めずに INVALID_ARGUMENT にする(T1)#117
2026-09-27v0.21.1引数の検査と、国税庁のページの解析の失敗のエラーに仕様 ID を振る#84
2026-09-27—初版#77

関連ページ ​

このページの元になった文書と、あわせて読むページです。

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