III.5 Agent
本章の位置づけ
Agent は、依頼を受け、Doctrine の線の内側で、Skills・Memory・MCP を組み合わせる層である。分類、サブエージェント、A2A、識別の各論は、このセクションに残してある。製品の操作手順は、各ホストの文書を見る。
5.1 何を担当するか
ユーザーの一文は、作業の全部ではない。何を守るか、どの手順か、前回はどうだったか、いまの原文は何か、を組み合わせて初めて進む。その組み合わせが Agent の担当である。
サブエージェントは、その中で役割を分けた単位である。翻訳する人と、品質を見る人を分ける、が典型である。MCP の代わりではない。仕事の分け方である。切り分けは サブエージェント vs Skills を見る。
できたかどうかは、自分で「できた」と言わせない。別の役割か、機械のテストで見る。品質ゲートの型は 品質ゲートとしての活用 にある。
5.2 中の役割と、外の相手
同じプロセスの中で役割を分けるのが、カスタムサブエージェントである。ネットワークの向こうの相手と話すのが A2A(Agent-to-Agent Protocol)である。社内の専門部署と、社外の取引先、と捉えると分かりやすい。両方要ることがある。片方で足りる、ではない。
用語の整理は エージェント概念の分類 から入る。複数で組む話は マルチエージェント / Agent Teams を見る。A2A そのものは A2Aとは を見る。
5.3 誰の代理か
本番で動かすと、「誰が」「誰の代理として」が問われる。人ではない主体の識別である。標準はまだ動いている。いま確定していることと、まだ決まっていないことを分けて書く。詳細は エージェント ID である。
権限の細目と、市場のような登録の仕組みは、これから足す。入口は識別のページから入る。
5.4 読み方
| 目的 | 順 |
|---|---|
| 初めて | 分類 → サブエージェント → vs Skills |
| 品質を上げる | サブエージェント → 品質ゲート |
| 人数を増やす | Agent Teams → A2A → エージェント ID |
| 本番の識別 | 分類 → エージェント ID → A2A |
5.5 要約
Agent は、作業を理解し、他の層を組み合わせる。サブエージェントは役割の分け方であり、MCP の別名ではない。外のエージェントとは A2A で話す。本番では、誰の代理かを別に設計する。
関連ドキュメント
本章は層の定義と境界である。分類と各論は次を見る。